【予算2.5万円〜】勝浦・南房総SUPと絶景巡り1泊2日プラン

「次の週末、どこかに行きたいけど、計画を立てるのがちょっと面倒…」
「お金はあまりかけられないけど、特別な思い出は作りたい!」

そんな悩める都内在住の20代社会人カップルに、最高の週末旅行をプレゼントします。

今回の旅の舞台は、都心から車でわずか1時間45分、千葉県の勝浦・南房総エリア。息をのむほど美しい「勝浦ブルー」の海でアクティブに遊び、SNS映えする絶景スポットを巡り、地元の絶品グルメに舌鼓を打つ。そんな理想の旅を、面倒な下調べ一切不要の「完全モデルコース」としてまとめました。

この記事一本で、あなたの次の週末は間違いなく特別なものになります。さあ、最高のドライブ旅行に出かけましょう!

旅のしおり:勝浦・南房総アクティブドライブ完全プラン

まずは、この旅の全体像が一目でわかる旅程表と予算目安から。これさえ見ておけば、どんな2日間になるか、費用はどれくらいかがすぐにわかります。

ひとりあたりの予算目安:25,000円〜38,000円

日時 アクティビティ/場所 詳細&移動のポイント 概算費用(1人あたり) 移動手段・時間 詳細・予約のポイント
1日目
8:30 東京出発 東京湾アクアライン経由で勝浦へ 交通費参照 車で約1時間45分〜2時間 ETC利用推奨
10:30 鵜原理想郷を散策 約1時間の絶景ハイキング。幸せの鐘は必見! 無料 ハイキング約1時間 無料駐車場は約10台と少なめ
12:30 昼食:魚屋食堂 行列必至の人気店で新鮮な海鮮丼を堪能 ¥1,500〜 車で約15分 火曜定休、混雑時は行列覚悟
14:30 マリブポイントでSUP体験 "関東のモルディブ"と呼ばれる海で海上散歩 ¥7,150〜 車で約10分・体験約2時間 要事前予約・写真データプレゼント
17:30 宿へチェックイン 予算と気分で選べる2つの宿へ 宿泊費参照 詳細は後述
19:30 夕食 宿のBBQや、周辺の居酒屋で ¥3,000〜 地元の食材を堪能
2日目
9:30 宿をチェックアウト 南房総の美しい海岸線ドライブへ出発
10:00 おせんころがし絶景スポット 断崖絶壁から太平洋を一望する絶景ポイント 無料 車で約30分 勝浦の隠れた名所で写真撮影
11:30 房総フラワーラインをドライブ 海沿いの道を走りながら季節の花々を満喫 交通費参照 ドライブ約1時間 春は菜の花が美しい
13:00 昼食:道の駅ちくら潮風王国 活気あふれる道の駅で新鮮な海の幸を味わう ¥1,500〜 お土産探しも楽しい
14:30 カフェ休憩:Sand CAFE 海辺のおしゃれなカフェで一休み ¥1,000〜 ヘミングウェイ風の世界観
16:00 南房総出発 館山自動車道を経由して東京へ 交通費参照 車で約1時間半〜2時間 安全運転で
18:00 東京到着 お疲れ様でした!
合計 最高の1泊2日 ひとりあたり:25,000〜38,000円 心に残る特別な思い出

※費用は2025年8月時点の調査に基づく料金です。

概算予算(1人あたり)

カテゴリ 費用目安 備考
交通費(高速・ガソリン代) 約¥4,200 ETC利用で片道約4,200円(1台あたり)、2人で割り勘
SUP体験 ¥7,150〜 マリブポイントの料金
食事代(2日間) 約¥6,000 昼食2回、夕食1回、カフェ1回を想定
宿泊費 ¥10,000〜¥20,000 ゲストハウスかグランピングかで大きく変動
合計 ¥25,350〜¥37,350 宿泊先の選択によって予算をコントロール可能

【1日目】いざ勝浦へ!アクティブに絶景と海を満喫

8:30 AM:東京を出発、一路、南房総へ

週末の朝、少し早起きして東京を出発。目指すは千葉県勝浦市。首都高から東京湾アクアラインへ抜けるルートがおすすめです。海の上を走る爽快なドライブは、これからの旅への期待感を高めてくれます。約1時間45分〜2時間で、都会の喧騒が嘘のような大自然があなたを迎えてくれます。

10:30 AM:断崖絶壁の空中散歩「鵜原理想郷」

勝浦に到着してまず訪れたいのが、勝浦屈指の景勝地「鵜原理想郷(うばらりそうきょう)」です。リアス式海岸が織りなすダイナミックな景観は、まさに絶景の一言。

入口から続く約2.3km、1時間ほどのハイキングコースは、適度な運動にぴったり。手彫りのトンネルを抜けると、目の前に広がる太平洋のパノラマに圧倒されます。コースの途中にある「手弱女平(たおやめだいら)」の「幸せの鐘」は、カップルで鳴らせば忘れられない思い出になるはず。

旅のTIPS: 鵜原理想郷の入口にある無料駐車場は10台程度と非常に少ないです。週末は混雑が予想されるため、午前中の早い時間に到着することをおすすめします。歩きやすいスニーカーは必須です!

12:30 PM:並んででも食べたい!「魚屋食堂」の絶品海鮮丼

ハイキングで体を動かした後は、お待ちかねのランチタイム。勝浦で海鮮を食べるなら、絶対に外せないのが「魚屋食堂 勝浦」です。

その名の通り、魚屋さんが営むこのお店は、鮮度がとにかく抜群。人気店のためお昼時は行列ができることもありますが、並んででも食べる価値があります。

おすすめは、新鮮な地魚を香ばしく炙った「炙り海鮮丼」と、ピリ辛の特製ダレが食欲をそそる「タンタン海鮮丼」を一度に味わえる「炙りとタンタンのハーフ丼」(約1,500円〜)。他では決して味わえない、ここだけの味をぜひ堪能してください。

店舗情報:魚屋食堂 勝浦

  • 住所: 千葉県・勝浦市松野1459-1
  • 営業時間: 11:00〜19:00 (L.O. 18:00)
  • 定休日: 火曜日
  • 予算: 1,500円〜2,000円/人
  • 注意: 人気店のため行列覚悟。食べログなどで最新情報の確認を推奨
  • サイト: 食べログ

14:30 PM:"勝浦ブルー"を独り占め!感動のSUP体験

お腹が満たされたら、いよいよこの旅のメインイベント、SUP(スタンドアップパドルボード)体験へ!向かうのは、初心者でも安心して楽しめることで評判の「マリブポイント」です。

"関東のモルディブ"とも称されるほど透明度の高い勝浦の海。その美しい海の上を、ボードに乗ってスイスイと進む海上散歩は、まさに非日常体験。

「SUPって難しそう…」と不安になる方もいるでしょうが、心配は無用です。経験豊富なインストラクターが、ボードの乗り方から漕ぎ方まで丁寧にレクチャーしてくれます。約30分もすれば、誰でも自由に漕げるようになりますよ。

そして、マリブポイント最大の魅力は、体験中の写真を無料でプレゼントしてくれること。自分で撮影するのは難しい水上でのアクティブな姿や、二人の最高の笑顔をプロの腕で残してもらえます。スマホを海に落とす心配もなく、思いっきり楽しめるのは嬉しいポイントです。

アクティビティ情報:マリブポイント

  • 住所: 千葉県・勝浦市串浜1227-2
  • 体験プラン: 「はじめてのSUP散歩」がおすすめ
  • 料金: 1人¥7,150〜(税込)
  • 所要時間: 約2時間
  • 予約: 事前予約がおすすめ。人気アクティビティ予約サイト「アソビュー!」からも予約可能

17:30 PM:宿にチェックイン!今夜はどっちの気分?

SUPで心地よく疲れたら、宿へ向かいましょう。今回のプランでは、予算と気分に合わせて選べる2つのタイプの宿泊施設を提案します。

【ご褒美・特別プラン】NAGU KATSUURAでグランピング

「せっかくの旅行だから、ちょっと贅沢したい!」というカップルには、グランピング施設「NAGU KATSUURA」が断然おすすめ。

森の中に佇むおしゃれなベルテント、各サイトに備え付けられたプライベートテントサウナ、そして夜には満点の星空の下での焚き火。まさに"ととのう"ための空間がここにあります。自然の中で過ごす、何もしない贅沢な時間を満喫できます。夕食は、地元の食材を使った豪華なBBQを楽しむのも良いでしょう。

宿泊施設情報:NAGU KATSUURA

  • 住所: 千葉県・勝浦市小羽戸446-1
  • 料金: 1泊朝食付き 1人¥16,500〜(3名1サイト利用時)
  • 公式サイト・予約: https://www.nagu-katsuura.com/

【堅実・コスパプラン】ゲストハウス千倉のおへそでアットホームな夜

「宿泊費は抑えて、その分グルメや他のことにお金を使いたい」という堅実派カップルには、「ゲストハウス 千倉のおへそ」がぴったり。

南房総市・千倉町にあり、2日目の観光にも便利な立地です。東京から移住したオーナーが営むこの宿は、「おばあちゃんの家に帰ってきたような」温かい雰囲気が魅力です。

海まで徒歩1分という最高のロケーションで、リーズナブルながらも清潔で居心地の良い空間が提供されています。ツインルームなら、2人で1泊平日¥10,000、金土祝前日¥12,000と非常にお手頃。地元の人と交流したり、近くの美味しいお店を教えてもらったりと、ゲストハウスならではの出会いも旅の醍醐味です。

宿泊施設情報:ゲストハウス 千倉のおへそ

  • 住所: 千葉県・南房総市・千倉町南朝夷1173
  • 料金: ツインルーム(2名利用)平日¥10,000、金土祝前日¥12,000
  • 公式サイト・予約: https://www.guesthousechikuranooheso.com/

【2日目】南房総を南下!海沿いの絶景ドライブ

10:00 AM:隠れた絶景スポット「おせんころがし」

2日目の朝は、南房総の海岸線を南下するscenic driveからスタート。まず目指すのは、勝浦の隠れた絶景スポット「おせんころがし」です。

その名前の由来は、断崖絶壁があまりに険しく「お仙という女性が転がり落ちた」という伝説から。高さ約60メートルの断崖絶壁から太平洋を一望できる絶景ポイントで、晴れた日には水平線まで見渡すことができます。観光地としてはまだ穴場なので、人混みを避けて静かに絶景を楽しめるのも魅力です。

11:30 AM:潮風と花の香り「房総フラワーライン」を快走

絶景スポットを満喫したら、日本の道100選にも選ばれた「房総フラワーライン」を走りましょう。海岸沿いに続くこの道は、特に冬から春にかけて道端に菜の花やポピーが咲き誇り、黄色い絨毯の中を走るような最高のドライブが楽しめます。窓を全開にして、潮風と花の香りを感じながら走れば、気分は最高潮に。

13:00 PM:活気あふれる「道の駅ちくら・潮風王国」でランチ

ドライブでお腹が空いてきたら、「道の駅ちくら・潮風王国」へ。

太平洋を目の前に望むこの道の駅は、ただの休憩所ではありません。大きな生け簀がある海産物直売所や、新鮮な魚介を味わえるレストランが充実。名物の海鮮丼や浜焼きなど、海の幸を存分に味わえます。広々とした芝生広場や、本物の漁船が展示されているなど、見どころも満載です。

14:30 PM:旅の締めくくりは「Sand CAFE」で

旅の終わりには、千倉の海沿いに佇む「Sand CAFE」で、ゆったりとしたカフェタイムを。

ヘミングウェイの『老人と海』を彷彿とさせる世界観の店内は、居心地が良く、時間が経つのを忘れてしまいそう。丁寧にハンドドリップで淹れられたコーヒーと、手作りのケーキで旅の思い出を語り合いながら、最後の時間を過ごしましょう。

店舗情報:Sand CAFE

  • 住所: 千葉県・南房総市・千倉町瀬戸2908-1
  • 公式サイト: https://www.sandcafe.jp/
  • 予算: 1,000円〜1,500円/人

16:00 PM:思い出を胸に、東京へ

心とお腹が満足したら、名残惜しいですが帰路につきます。館山自動車道からアクアラインを経由して、約1時間半〜2時間で東京に到着。楽しかった思い出を語り合いながら、安全運転で帰りましょう。


まとめ:計画いらずで、最高の週末を

今回提案した1泊2日のドライブプランは、アクティビティ、絶景、グルメ、そして癒しと、カップルが週末旅行に求めるすべてを詰め込みました。この記事の通りに巡るだけで、計画の手間なく、最高の思い出が作れるはずです。

次の週末は、都会の喧騒を離れて、千葉・南房総の大自然に癒されてみませんか?

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