Nolla naguri埼玉グランピング｜1.8万円で叶う週末北欧旅行

「次の週末、どこか特別な場所に行きたいな」「でも海外旅行は準備が大変だし、予算も…」

そんな風に思ったことはありませんか。忙しい東京での平日が終わり、二人だけの特別な時間を求める20代カップルにとって、旅の計画を一から立てるのは意外と面倒なもの。

でも、もしパスポートなしで本格的な北欧体験ができて、しかも都心から90分で到着できる場所があったらどうでしょう。

埼玉県飯能市にある「Nolla naguri（ノーラ名栗）」は、そんな夢のような場所です。フィンランド語で「ゼロ」を意味する「Nolla」の名の通り、都会の疲れをリセットし、心身ともに北欧の豊かな時間に浸ることができる特別なグランピング施設。

この記事は、面倒な旅行計画をすべて代行する「完全攻略ガイド」です。読み終える頃には、あとは荷物を詰めて出発するだけ。週末の特別な思い出が、すぐそこにあります。

1泊2日の完璧な週末プラン早見表

まずは旅の全体像から。リラックスを重視したNolla naguriでの滞在と、周辺の北欧スポットを効率よく楽しむ理想的な週末の過ごし方をご提案します。

ひとりあたりの予算目安：18,000円～27,000円

Day 1: パスポートのいらない北欧の森へ

12:00 PM – 旅の始まり：池袋から北欧の森へ

週末の旅は、いつもより少し早い時間からスタート。池袋駅から西武池袋線に乗り込めば、約50分後には飯能駅に到着です。急行なら座席に座れる可能性も高く、車窓から徐々に緑が増えていく景色を眺めているうちに、都会の喧騒が遠ざかっていくのを実感できるでしょう。

もし少し贅沢をするなら、特急ラビューもおすすめ。追加料金600円で大きな窓から景色を楽しみながら、より快適に移動できます。

14:00 PM – Nolla naguri到着：北欧の世界の扉が開く

飯能駅北口の1番乗り場から国際興業バスに乗車。約50分のバス旅を経て、「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停に到着すれば、もうそこはNolla naguriの入口です。

重要な交通情報：

• バスの便数は1-2時間に1本程度と限られているため、国際興業バスの公式サイトで事前に時刻表を確認することが重要である
• 帰りのバスの時間も到着時に必ずチェックしておきましょう

15:00 PM – チェックインと究極のリラクゼーション体験

到着してすぐに感じるのは、都会では味わえない澄んだ空気と静寂。Nolla naguriのグランピングテントは、冷暖房完備で驚くほど快適。アウトドア初心者でも安心して過ごせます。

そして、この施設最大の魅力が本格的なフィンランド式テントサウナです。宿泊者は追加料金なしで利用でき、セルフロウリュも楽しめます。サウナ、水風呂、外気浴を繰り返すことで訪れる「ととのう」感覚は、日常では決して味わえない極上のリラクゼーション体験です。

サウナ利用の注意点：

• 水着とサンダルは必須（レンタルも可能）
• 水風呂は簡易プール仕様ですが、緑に囲まれた外気浴は格別
• 自然に囲まれた環境での「ととのい」は都市部のサウナとは別次元の体験

18:00 PM – プライベートデッキでの北欧風BBQ

夕暮れ時には、各テントに併設されたプライベートデッキでBBQディナーをお楽しみください。ガス式グリルなので火起こしの心配もなく、初心者でも安心。提供される食材には、サーモンやザリガニといった北欧らしいメニューも含まれ、旅のテーマを一層盛り上げてくれます。

重要な注意事項：

• 外部からの食材持ち込みは禁止されている
• 飲み物の持ち込みは可能なので、お気に入りのワインやクラフトビールで乾杯を

20:00 PM – 焚き火を囲んで語らう特別な夜

ディナーの後は、中央広場で焚き火を囲みながら星空を眺める時間。奥武蔵の澄んだ空気の中で見上げる星空は、都会では決して出会えない美しさです。

ただし、他の宿泊者への配慮として、夜間は静かに過ごすことが大切。テント同士の距離はありますが、完全防音ではないため、マナーを守って楽しみましょう。

Day 2: 童話の世界と北欧カフェ体験

8:00 AM – 自然に囲まれた朝食タイム

翌朝は、各テントのデッキに届けられる朝食BOXで一日をスタート。森の中での朝食は、いつもの朝とは全く違う特別な時間になることでしょう。

10:30 AM – ムーミンの世界へ：トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

チェックアウト後は、車で約30分の「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」へ。ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの哲学が込められたこの公園は、きのこの形をした家や不思議なデザインの建物が点在する童話の世界。

公園の基本情報：

• 入場料：無料（予算を気にするカップルには嬉しいポイント）
• 営業時間：平日 9:00～17:00 / 土日祝 9:00～20:30（ライトアップあり）
• 休園日：月曜日（祝日の場合は翌平日）

12:30 PM – 北欧カフェでの特別ランチ

公園内にある「CAFE PUISTO（カフェ プイスト）」で北欧風ランチを。オープンサンド「スモーブロー」のランチプレートは約1,000円とリーズナブル。木の温もりあふれる店内で、「ヤンソンさんの誘惑」という名の北欧風グラタンなど、テーマにぴったりの食事を楽しめます。

CAFE PUISTO 基本情報：

• 営業時間：平日 10:00～16:30 / 土日祝 10:00～17:00
• 価格帯：ランチ1,000-1,500円、カフェ利用500-1,000円
• サイト：食べログ

アクセス完全ガイド：失敗しない移動術

電車でのアクセス（おすすめ）

池袋駅 → 飯能駅

• 急行：約50分、¥481（ICカード利用時）
• 特急ラビュー：約40分、¥1,081（運賃¥481 + 特急券¥600）

飯能駅 → Nolla naguri

• 飯能駅北口1番乗り場から国際興業バス
• 「名郷」「湯の沢」行きに乗車
• 約50分、¥690
• 「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停下車すぐ

トーベ・ヤンソン公園からの移動（重要）

• 推奨ルート①: 公園から飯能駅までタクシー利用（約15分、2,000円前後）
• 推奨ルート②: 公園から元加治駅まで徒歩20分→西武池袋線利用（無料だが歩く必要あり）
• 注意: 公園から飯能駅への直通バスは運行しておりません

重要な交通アドバイス：

• バスの便数が少ないため、必ず事前に時刻表を確認
• 週末は特に混雑するため、早めの計画が重要
• 帰りのバス時間は到着時に必ず確認

予約のコツ：週末確実に泊まるために

Nolla naguriは人気が高く、特に週末は2-3ヶ月前から予約が埋まる傾向にある。

予約サイト：

• じゃらんnet
• 楽天トラベル
• 公式サイト

詳細予算シミュレーション

節約のコツ：

• 平日利用で宿泊費を抑える
• 素泊まりプラン（¥11,000～）を選んで外食を楽しむ
• 公園から元加治駅まで徒歩利用（タクシー代4,500円を節約可能）

持ち物チェックリスト

必須アイテム：

• 水着とサンダル（サウナ用）
• 歩きやすい靴（公園散策用）
• 夜・朝の冷え込み対策の羽織もの
• 現金（バスや小さなお店で必要）

あると便利：

• 耳栓（音に敏感な方向け）
• ポータブルスピーカー（2人の時間を彩る）
• カメラ（童話の世界の記録に）

まとめ：パスポートのいらない北欧で、心をリセット

Nolla naguriでの週末は、単なる宿泊以上の価値を提供してくれます。本格的なフィンランド式サウナで心身をリセットし、北欧風の食事を味わい、童話の世界を散策する。そのすべてが、都心からわずか90分の場所で実現できるのです。

手頃な予算で、面倒な計画も不要。これほどまでに充実したリフレッシュ体験は、そう多くありません。

都会の生活に少し疲れを感じたら、パスポートのいらない北欧があなたを待っていることを思い出してください。特別な週末が、すぐそこにあります。